ハーフミラーとは何か?仕組みを解説
ハーフミラーとは、鏡でもありガラスでもあるミラーのことです。
片側から光が当たると、鏡のように自分の姿が映ります。
一方で、その反対側から光を当てた場合、逆側に存在するものがガラスのように透けて見える仕組みです。
このようなミラーは従来から存在していましたが、近頃はこういった機能を備えたパネル付きの携帯電話も登場しています。
大手携帯電話会社のほとんどが既にこのミラーを導入しているようです。
鏡として利用もできますし、LEDで光源を光らせることでファッショナブルな画面を演出することもできます。
ハーフミラーパネルは銀色のものが多く見られますが、暮らしの中に馴染んでいるものもあり、一見それと分からないようなスモーク加工が施されたものもあります。
光の角度や量によっては、光が通過するものとそうでないものもあるようです。
最近では実に様々な特徴を持ったミラーが登場しており、他にもマジックミラーや調光ミラーの機能を持ったものもあります。
それぞれの特徴によっては、作り方も大きく異なっているようです。
通常のミラーは、ガラスの上から金属でできた反射幕を貼り付けて作られています。
反射幕の働きによって、光が反射されたり周辺の景色を映し出すことが可能となっているのです。
ハーフミラーのパネルは、反射幕を形成する時に蒸着を行い極めて薄い膜を作ります。
膜を薄くすることによって、光が透過しやすくなり、裏から表へと強い光を当てると透過する仕組みになっています。